一言
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[道化師達の夜]
2月29日(日)03:52
明日はいよいよコメディの舞台の初日だ。
最終リハの前に自分の目で会場を見ておこうと思い、
サンセット通り沿いにある「エル・シド」視察へ行って来た。
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リハーサルの後だったので時計は午後11時を回っていたのだが、
劇場内は人で溢れ返っていた。
ダンサーが踊り、照明が輝き、ステージの上は幻想的な雰囲気を醸し出している。
おお、ここなのか・・・
客席は通常の劇場とは違い、テーブル付きだ。
こういう劇場は「エンターテイメント・レストラン」と呼ばれる部類に入るらしい。
確かにここなら、ゆったりと食事をしながら(酒を飲みながら)ショーを楽めるだろう。
劇場自体がそれほど大きいわけでは無いけど、
2階席まであるのでだいぶ広く感じる。
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内装も良い感じだ。
さて、最終リハーサルは土曜の正午から、ここ「エル・シド」で行われた。
実際に舞台に上がってみて感じたのは、意外な程にステージが狭い事。
動きの勝手が違うので、ダンスパートの振り付け直しが行われた。
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俺の役はハッキリ言って「黒子(くろこ)」なので、ダンスパートは関係が無い。
それよりも自分の小道具を確認しないと・・・
楽屋に入って、唖然とした。
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なんじゃこりゃーー!
楽屋が半分、レストランの資材で埋まっている。
しかも傍にある大型冷蔵庫がうるさくて、
舞台裏に来るとステージ上で何が起こっているのか全く分からない。
表からはあんなにファンシーに見えるのに、裏は・・・・
楽屋に全員分の小道具を入れるのはまず不可能なので、
みんな廊下の床にそれぞれ自分のテリトリーを決めて、そこに置く事にした。
さて、この「L.S.D.」は「ルウ」という17歳の少年を主人公にしたコメディだ。
時は1970年。
高校に通うルウ少年は、シェップという悪友から「L.S.D.」を貰い、
中毒になって止めれなくなる(本人に止めるつもりが全く無い)。
L.S.D.の幻覚症状のせいで現実とも空想ともつかない世界が広がる中、
ルウは自分の人生について、自分なりの答えを見つけ出そうとした・・・。
・・・ってな感じのストーリーが7人のコメディアンによって演じられる。
ストーリーだけ聞くとかなりシリアスな感じだ。
実際、俺の感覚でもこの舞台を「コメディ」と分類していいのか良く分からない。
まぁ、笑える箇所は沢山あるので多分「コメディ」でいいんだろう
特に俺のコメディのインストラクターのクリスの演技は爆笑もんだ。
俺の役は前に言った通り「黒子」なわけだが、
監督の「ゲイル」は手伝ってくれた俺にいたく感謝して、俺のシーンを用意してくれた。
まだ詳しくは言えないが、その数少ないチャンスでお客を笑わせれるように頑張らねば。
いよいよ明日が本番だけど、「ゆかいな仲間達」とならどうにかなりそうな気がする。
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(シェップ役のコーディーと看護師衣装の黒子)
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