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ここにはユウキの過去プロフィールが掲載されます


2000年8月20日版

 

初心者のための
ユウキ講座◆

ごめんごめん。最近の俺の発言は解りにくくなってたみたいだね。いやいやちょっと暴走しすぎたよ。

うん。じゃあちょっと振りかえってみるね。
…ちなみに現在朝05:50amです。もちろん寝てません。この頃ずっと夜と昼が逆転してるんだ。このパソコンで日本と交流しだしてからのような気が…

じゃ、初心者の為のユウキ講座?(爆)を始めます。


自己紹介

俺の名前は「松崎ユウキ」
日本にいた時は「日本映画学校」にいた。
今18歳。
今ね、俺がいる「ここ」は「アメリカ」の「ニューヨーク」
そして「タイムズスクエア」でストリートで歌って日々の糧としてるの。
俺の夢は有名な俳優になること。
そしてお金を稼ぎ、それを資金源にして
「世界中の子供達に楽しい劇を見せる」もしくは
「飢餓や貧困で苦しむ子供たちを資金で救う」ことだ
…もっとも、今はちょっと(?)脱線してるが…。


あらすじ

俺がなぜ「ニューヨーク」にいるかっていうと(ホームステイしてるんじゃないよ)ホントに予期せぬことだったんだ。
最初は「バージニア州」に行ったんだ。(7月21日にね)
なぜ「バージニア州」(V.A)に行ったのかっていうとV.Aのアクターズスクール(役者養成所)に入学して、「英語」と「演技」をいっぺんに勉強したかったからなんだ。
なぜ「英語」と「演技」が必要か…は、我慢して昔の日記を読んでね。

それでね、結果から言うと、そこの学校には入れなかったんだ。
わざわざアポなしで市庁舎まで行ったりしたんだけどなあ…。
理由は簡単。
「前例なし」
「年齢外(そこは高校だった!!)」←アホ

そこでV.Aの市長さんとスミスさん、そしてV.Aでの日本人の権力者の浜田先生と話をしてね。
「N.Y」に行くことにしたんだ。それまではN.Yに行くハズじゃなかったんだよ…(涙)
そこで7月25日(まだアメリカ来て4日目)にN.Yに「グレイハウンドバス(大陸横断バス)」に9時間半(!!!)揺られて「ここ」に来たわけ。

ストリートで歌うのはV.Aにいた時に好奇心で始めたのがきっかけなんだ。(単純)

でもね、そこで直に人々と接することに「何か」意義を見つけちゃったんだな。
まだその「何か」が何なのかはハッキリとは解らないんだけどね。


さて、N.Yに降り立ったユウキ君が、まず一番最初に企んだのは
「コロンビア大」にどうにか入学することだった!?
そこでまずはE-メールを作って「コロンビア大の全先生にばら撒いたんだ(エエ!!そんなことしてたの?)
メールの内容はスゴイよちょっとはしょると…

「僕は日本で一番最高の俳優です!18歳です。
 TOEFL持ってません。お金持ってません。
 大学に入れてください。才能あるよ。
 僕を信じて!!」

こんな感じ…。
それで、次に本当にコロンビア大にの学長室まで直接頼みに行ったんだ。スーツ着て。
あっ、そういえば俺が「ここ」に持ってきているのは正確には甚平3着とスーツ1着なんだ。

・・・スーツは「切り札」だったんだね。

ところがどっこい、学長さんいなかった。
それで事務の人と話したら、「英語が勉強したいの?」「演技が勉強したいの?」って聞かれたんだ。

俺が
「演技。英語は必要性に迫られたら覚えるよ。」って言ったら
「あなたの英語力じゃムリね(はっきり!!)。ここへ行きなさい。」って
ALP(アメリカンランゲージプログラム。要するに英語科)へ行くように言われたんだ。

俺ははっきりびびったね。だってさ。「そこ」には「日本一の俳優」の「肩書き」が通用しないだろ?
で、気が進まないままALPへ行って
「お金が無いけど入れてくれ」って言ったら
「じゃあ、奨学金の係りのところへ行け」って言われて
そこに行って
「お金が無いけど入れてくれ」って言ったら
「この学校で学びたい事は?」って聞かれたから
「演技です」
「君は推薦できる才能があるの?」って聞かれたから
「僕は日本一の俳優なんです」って言ったら
「TOEFL持ってる?」
「いいえ!持ってません!」
「じゃあALPへ行きなさい。」
「もう行きました。そしたらここへ来るように言われたんです。」
「じゃあ「演技科」へ行って話してごらん」って言われてトボトボ「演技科」へ行って
「キャプテン(科の一番偉い人)をお願いします」って言ったら秘書が
「キャプテンはヨーロッパです。9月まで帰ってきません。
がーーーーーーーーーーーーーーーーん( ̄ ̄□ ̄ ̄;)!だったね。
それでさらに追い討ちをかけたのはそこにいた一人の教師からの衝撃的な話だったんだ。
「あのね、コロンビアの「演技科」に入る為には、まず大学に入る為の学校に3年間入って勉強しなくちゃならないの。」
「ええっ?そして大学は何年ですか?」
「4年よ」
「それって……??」
「そう。卒業まで最低7年かかるの、どんな人も」
がーーーーーーーーーーーーーーーーん( ̄ ̄□ ̄ ̄;)!
「あなたはまずALPでTOEFLをとらなくちゃいけないから最低8年ね」
がーーーーーーーーーーーーーーーーん( ̄ ̄□ ̄ ̄;)!
「そして「ここ」は高いことで有名なの。一年間300万はかかるわよ学費だけで」
がーーーーーーーーーーーーーーーーん( ̄ ̄□ ̄ ̄;)!

…この日の日記を読んでくれりゃあ俺の凹み具合が分かるよ。

それでコロンビアへの道を絶たれた俺は次に学校を探し始めた。

このころにタイムズスクエアでストリートで歌い出したんだ。
ところが、再出発をしようとしたその日に次なる「事件」が起こった。↓


俺はN.Yに来てからユースホステルとそこの推薦する安ホステル(たしかジャズ・オブ・ザ・パーク)を往復してた。
ユースはすごい混み様で連続して泊まれなかったんだ。
行ったり来たり行ったり来たりしてて疲れが溜まってた。
そしてある日やっと連続して2日ユースを予約できたんだ。
嬉しかったね。
それで久しぶりに自分の荷物管理から開放された俺は
荷物をユースの鍵なしロッカーにおいたまま
(これがいけなかった)羽を伸ばしたんだ。

ストリートからユースに帰ってきたのは夜中だった。12人部屋の電気は消えていて、俺は自分のベッドにやっとでよじ登ってっすぐに眠った。

…すがすがしい朝だった。11時にチェックアウトで、またジャズ〜に行かなきゃならないとなると憂鬱で10時半までベッドに寝てた。
みんなが出てしまって「さあ、今日も一日がんばろう!」って思ってジャズ〜へ予約をとりに行った。
カウンターの前で俺は持ち金を確認しようとバッグの隠し場所をあさくった。
「あれ?ない。どこにやったっけ??あれ??ここも???…まさか…」
7度ぐらい探してみて、自分の置かれた状況に気付く。

…だが俺は慌てるどころか実は
「これは利用できる!!コロンビアの泣き落としに使える!」と思った。実は。恐ろしいね〜俺は。
ついでに「さっぽろラーメンの面接にも泣き落としが使える」と思った。

(だが金の無いのは事実。日本円まで盗るとはたちが悪い。
トラベラーズチェックは再発行できるだろ?俺、控えちゃんと持ってるよな…よしよしあった。しかし今日はどうしよう?ここを予約しない事には宿を失う
…まてよ…。たしか…)

と思って俺は一個の「のし袋」を取り出した。

この「のし袋」は、おばあさま(ホントに小さい頃からそう呼ぶ。パパ・ママ感覚で)が俺が「映画学校」へ行くことの為にくれたお金が入っている。
おばあさまは俺のたった一人の味方になってくれた人だ。俺の両親は「映画」の道を何とか諦めさせようとしてた。
俺は「映画学校」の試験を受けて合格した。
しかし3月17日までに入学金84万を納入しなければ無効だった。
貧乏な俺の家庭にはその金は多額すぎた。親は断固反対だった。
…ところが、いきなりガラリと変わった。そしてお金を納金してくれた。
聞いた話ではおばあさまが
「悠希を信用しなさい!」
と言ってくれたんだそうだ。俺は一人で泣いた。
その時、おばあさまは入院してた。
ある日、俺はその病院に「お見舞い」と「東京への別れ」と「そのことの御礼」をしに行った。

おばあさまは病院のベッドの上にいた。そして俺はおばあさまの手を握り、誓った。
「映画に出るまで「ここ」には帰らない。映画で稼いだ一番最初の初任給は何が何でもおばあさまに送る。」と
手を握って誓った。涙が出そうだったが、こらえた。
するとおばあさまが「のし袋」を取り出して俺にくれた。
俺は「映画学校」への道を開いてくれただけで十分だったから受け取りたくなかった。
「お金が無いんでしょ?これを役に立ててね」と言ってくれた。
俺は誓った。

「この「のし袋」は生涯開けない!どんなに苦しくてもつらくても決して開けない。
この中に俺の全てがある。初心がある。この中に込められたおばあさまの気持ちが逃げないように。」

おばあさまは泣いてくれた。
今日までその「のし袋」には手をつけていない。

そういえばおばあさま元気かな・・・。この俺のメッセージを読んだ人は絶対にこの話を他言するな。
たとえ俺の親族であってもこの話をおばあさまにした奴は許さない。
兄弟でも親でも。絶対に他言するな。

…そして、(はなしはホテルのロビーまで戻る)「そののし袋」を手に持って俺は悩んだ。
どうしたらいいんだろう・・・。盗られていないよな…??でもお金が無いと困る。
俺は開けようとした!!そしたら…涙が出てきた。手が震えた。俺にはできなかった。
俺自信を裏切りたくなかった。

結局俺はどうにかして他の方法を考えることにした。

さて、俺の悪巧み(一瞬でここまで考えました)

その1
「コロンビア作戦」
内容:コロンビア大の学長室へ行き、泣き落としにかかる。
「お金を盗られて大学の費用が出せません(泣)」と言うわけだね。ほんでおまけに学長と一緒に住んじゃえば最高
・・・俺って恐ろしいな・・・

その2
「さっぽろ涙の塩味作戦」
内容:面接の時に「お金を盗られて日本へ帰れません(泣)」と言う方法。仕事と宿が手に入れば一石二鳥!
・・・つくづく思うよ・・・

・・・だが現実は厳しかった。
まず俺はとりあえず重い荷物をひきずってコロンビア大へやって来た。
肩に食い込んでほんとにキツかったが、なんとか来てみると学長ホールの正面玄関が閉まってた。
「あれ?」と思って良く考えると・・・
「もしかして…今日土曜?」
がーーーーーーーーーーーん( ̄ ̄□ ̄ ̄;)!
悪巧みその1失敗!!

学園内の電話ボックスを見つけ、「さっぽろ」へ電話する。
「もしもし?昨日お伺いした松崎ですけど仕事の件はどうなりました?」
「あ〜松崎さんね、お話は伺っています。ところであなたビザは何ですか?」
「観光です。」
「あ〜うちは観光ビザダメなのよ。」
「あのう〜ボク「かくかくしかじか」でお金ないんですが…」
「あ〜じゃあ日本大使館へ行って下さい場所は……(もう聞こえてない)」
ガチャ
悪巧みその2失敗!!

やっぱ悪事はいかんのか・・・。
しょうがない(??)トラベラーズチェックを再発行するか・・・。
そして電話をかけて手続きを済ませた。
だが、一つ(といっても重大)な問題点があった。それは
「トラベラーズチェックは月曜にしか再発行できない」である

さて、困った。どうしよう?まあユースはいずれ高すぎだから出ようとは思ってたけど…
まさか強制的に排出されるとはな…(苦笑)

そこからは…日記を読んで。たしか7月29日


それからいろいろあった。

@秋山さんに助けられた。
Aホームレスの施設に入れられた。
B教会に入れられた。
COIKAWAにお世話になった。
D家を見つけた。
E入居した。(傾いてる!)
Fインターネットのプロバイダーを見つけた。

Gそして最近・・・スランプに陥った。

実は原因があった。
その日。俺はいつものようにT.Sで歌ってた。
するとトランペットを持ったおじさんが俺のちょっと離れたところで吹いていた。それもものすごい音で。
彼は実は「ここ」で吹きたかったらしい。「ここ」は俺のいつもいる場所のことね。
そしてまたある日。そのおじさんがまたやって来た。

「君は許可をとってやってるのかい?」
「いいえ?」
「ここは俺の場所だ」
「は?」
「ここはお前がこの国に来る前から俺の場所なんだよ」←これがきいた
「あなたは2回目じゃないんですか?」
「俺は他に4〜5箇所場所を持ってる。
今日は全部だめだったからここに来て見りゃあんたが歌ってるから商売にならんじゃないか。」

↑俺はこの時から徐々にスランプに陥った。
自分がなんの為にタイムズスクエアで歌っているのか分からなくなったんだな。
だってさ、たしかにこのおじさんを跳ね除けて「ここ」ですることはできるよ。
でもさ、それは「俺のしたい事」じゃないだろ?

俺はみんなを「楽しませたい」為にやってるつもりだったのに
結果的にこのおじさんを「苦しませる」結果になってた事に気付いたんだ。

だから、この日を境に俺はスランプになってた。

毎日朝7時に寝て夜7時に起きた。それでも寝足りずまだ寝た。
「トランペットのおじさん」の話の後の日記を読めば内面の葛藤が分かると思う。


最近はずっと頭だけで活動してた。体は全然動かさなかった。
だから日記にも書く事がなくてものすごい解りにくい内容になってた。
ごめんな。

さて、ちょっと話題はかわるんだが、実はね。すんごいことをしたんだよ。

「洋室和室計画」っていう題名で日記にしようと思ってたんだけどね。(笑)

俺の部屋は広さはそうね…4畳ってとこかな。

この部屋の問題点

●部屋(家全体が)傾いてる
↑これは日記にも一度書いてあるんだけど…ホントにスゴイよ。最近寝違えて首が動かなくなってただろ?あれも原因はこれにあるんだ。

傾きが部屋の中を対角線状に走ってる(意味解る?)から傾きに平行に寝れなかったんだ。ずっと。
それで体重をどっちに乗っけたらいいか解らないで寝相が悪化してたんだな。だいたいベッドがいけなかった。
あれは背骨が曲がるよホントに。
…だから[洋室和室化計画]を実行に移したんだ。(繊細はあと)

●外に通じる窓が無い
↑これが痛い。息苦しい。臭い。
俺は人一倍外を眺めるのが好きな男なんだ。
この窓が無い隔離された空間が最近の俺の時間逆転(今も)や出不精を加速させたね。少なからず。
それにしても男臭い臭い。臭い臭い。

●ベッドが嫌い
・靴を脱いで裸足で生活したい
↑これを叶えるための[計画]ふふふ

[洋室和室化計画](現在も進行中)

まず。ベッドを畳んだ。そして一度全部部屋の外へ放っぽり出した。
そしてここからが大変だった。まず「床」を舐めてもいいぐらいピカピカにしなきゃいけない。
だけど敵(?)は何十年も靴に踏まれてきたツワモノだ。ちょっとやそっとじゃうんともすんともいかないだろう。
そこで本気で磨いた。
まずキッチン洗剤を床にぶちまけて…こするこするこするこする×100万
を十回ぐらいしたんだ。

みんな(他の住人)一体何を始めたんだとびっくりしてたよ。
そして次にすすぎを3回。からぶき2回で床は完成。まだ舐めたくは無いけどけっこういいよ。

そして「土足禁止」にした。俺の部屋に入る時はドアの前で靴を御脱ぎください。
そして壁が寂しかったからいつもお世話になってる掛け軸を掛けた。

どうだ!!(まだ中途ハンパだけどね)

まだまだこの部屋は不満がいっぱいある。だから徐々になおして報告するね。
例えば…
・暗い
・テレビない
・CDデッキが無い
・虫がいる(今もなんかムカデのような奴が俺の耳横をごそごそと・・・)

ちなみに今はベッドのブヨブヨの奴を床に直接置いて寝てるよ。
じゃないと寝起きが悪いんだベッドだと。起きれないんだな。

…っていうか「起きる」の前に「寝れない」。

現在09:00am
ええええええ!!!!( ̄ ̄□ ̄ ̄;)!
これを書き出した時は05:50amだったのに!!
嗚呼…どうなるのか…。
だれか…昼夜逆転直す良い方法知らんか?
24時間起きてたのにだめだった。

…でもいいかげんに寝るよ。
あっ!そういえばみんなにお願いは届いたかな…?
メール来てるかしらん?(のびた風)
ワクワク

ぢゃ、これからは解りやすく書くからね〜!
あでおす

あっ!もしかして今日はタイムズに行かないかもしれん。
2か連続は喉にかなり負担がかかるっぽい。
違うって!!逃げじゃないって!!
なんだよその目は!俺を疑うのかい?マイハニー
(   ───__──)ジッー

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