2008年11月24日 テレビ
カステラには牛乳
先週の月曜日に参加した、
「新作テレビシリーズ」の、二次オーディションに呼ばれた。
・・・よし。さい先いいぞ!
さすが二次選考だけあって、
オーディション室内には、関係者が6名もいた。
みんな気が張ってる様子はなく、
フレンドリーで、和気あいあいとしていた。
俺のセリフは2行だけなので、
オーディション自体は1分もかからなかった。
出来は・・・50点。まあまあだ。
一次オーディションの方が良かったように思う。
よし、次に向け、また気合を入れよう。
2008年11月17日 テレビ
バジャバジャ
今日は、「新作テレビシリーズ」のオーディションに参加した。
俺が演じたのは、「日本人科学者」の役だ。
まずは「科学者」について調べ、学習し、
セリフを英語から日本語に翻訳し、それを完璧に覚え、
台本に書かれてある通り、白衣を身にまとった。
・・・それから、「自作のでたらめ名札」を付け、
「なんちゃってPHS」を首からぶら下げて・・・
・・・よっしゃ、これで完璧だ!
さあ、オーディションに行こう!
今度こそは役を取る!!
オーディション会場には、
「ヘッドショット(顔写真)による一次審査」をパスした
日本人の俳優仲間達が何人か待機していた。
お互いに、ベストを尽くして頑張ろう。
結果は、60点だった。
・・・うん。悪く無い。
やるだけの事はやった。
よーし、落ちた! さあ、次行ってみよう!
2008年11月08日 テレビ
魅惑の国、ジャパン
5月に出演した、子供向けテレビシリーズ「iCarly」の
テレビ映画、「iGo to Japan」が放映された。
オンラインで視聴できます 視聴方法
(出演シーンは、50:34から)
うーむ、「ハリウッドのジャパン」は今日も絶好調だ!!
ドーカ 暖カーイ 目デ 見テ アゲテ 下サーイ ネー
俺が演じたのは、タクシーの運転手だった。
・・・よかった。セリフはカットされてない。
小さい役だけど、色々と反省すべき点がある。
この経験を次に生かしたいと思う。
さー、勉強しよう!
2008年05月29日 テレビ
どちらまで?
いよいよ運命の撮影日がやってきた。
案の定、最新版の台本には修正が加えられていた。
俺のシーンも微妙に変わっている。
俺の「2行のセリフ」は、まだ残っているのだろうか・・・?
台本をめくる手が震える。
・・・えーと、一つ・・・、二つ・・・、三つ・・・と。
三つ・・・??
セリフが一つ増えてるぅうううう!!!!
なんと、俺のセリフは減らされてなかった!!
それどころか、「2行のセリフ」が「3行」になった!!
1.5倍だ!50%の増量だ!
すんばらしいっ!一気にやる気になったぞ。
++++
俺の車内のシーンは、「ブルースクリーン(青い幕)」の前で撮影した。
後で背景を合成して、実際に走っているように見せかけるんだそうだ。
監督の期待に応えるため、俺は全力で演技した。
ここまで用意してきたものを、全て出し切った。
全部で10テイク撮ったんだけど、
1テイクごとに、脚本家の方が
どんどん現場でセリフを変更していくのには驚愕した。
最後の瞬間まで、「一番面白いシーン」と作ろうと必死なんだ。
車を台車に乗せて、その台車をスタッフが
手動で揺らす事によって、臨場感を演出する。
スタッフと役者が一丸となって、
良いシーンを作る為に全力を尽くした。
・・・これがシットコムの現場か!熱いな!
実は、今日の撮影の為に、
俺は自前で「乗務員証」を作って、車内に設置していたんだけど、
そこら辺の細かい部分は映ってないそうだ。うーむ、残念。
果たして、俺はまともに演技出来ていたんだろうか。
セリフはしっかりと言えていたんだろうか。
・・・そして何よりも、「面白いシーン」になっているんだろうか。
心配だ。
後は編集でセリフが切られない事を祈りつつ、
9月あたりの放映を待ちたいと思う。
2008年05月27日 テレビ
戦慄のお遊戯会
子供向けテレビシリーズの2度目の「リハーサル」に参加した。
この「リハーサル」っていうのは、
つまりは「撮影のリハーサル」の事なんだけど、
俺たち役者にとっては、「本番」とほぼ同じだ。
・・・それというのも、悪夢のような「発表会」があるからなんだ。
リハーサルでは、まず監督が
シーンの中での役者の「立ち位置」を決め、
ジョークのタイミングを指示する。
それから、一通りそのシーンを通してみて、
更に細かい手直しを加え、
しっかりとした「面白いシーン」を作り上げる。
・・・そして、プロデューサーと脚本家の目の前で
たった「一度だけ」、そのシーンを発表してみせるんだ。
そこで、プロデューサーや脚本家に
演技がウケれば、そのシーンは残るし、
つまらなければ、何らかの変更が入る。
役者の演技が下手だったらセリフを減らすし、
逆に面白ければ、セリフが増える。
・・・まったく、なんつー実力主義社会だ。
生き残りたければ
今ここで実力を証明しなければならないんだ。
もうすぐ「発表会」が始まる。
俺は自分に与えられた「2行のセリフ」を、
何に変えても死守しなければ!
++++
実際に撮影に使う「キハダマグロ・タクシー」の車内で、
俺は他の役者と「発表会」に臨んだ。
俺の2行のセリフは
コメディの要素がかなり低いので
正直言って、かなり不安だった。
でも、2行目のセリフを喋った時、
プロデューサーが爆笑した。
おおおおおっ!ウケたっ!!ウケたぞ!
・・・どうしてウケたのかは全くわからないけど。
・・・さて、プロデューサーの目に、俺の演技はどう映ったのだろうか。
明後日の撮影で、果たして俺のセリフは残っているのだろうか。
結果はもうすぐ明らかになる。
俺はとにかくベストを尽くそう。
2008年05月22日 テレビ
木漏れ日
いよいよ子供向けテレビシリーズの撮影日がやってきた。
この数日間、俺は「タクシー運転手」の役作りに没頭していた。
まずは、
「関連書籍」を読みあさり、その職種に必要な知識を身に付け、
「乗務員用の教育ビデオ」を観て、乗務員としてのマナーを学び、
「多くの人の経験談」を読み、それを自分の物として追体験する。
・・・よし、おぼろげながら、
「本来あるべき運転手の姿」がイメージできたぞ。
次に、そのせっかく作り上げた「イメージ」をぶっ崩して、
世界に唯一の「一個人」を、再構成する。
・・・絶対に、「理想化されたタクシーの運転手」になってはいけないんだ。
そんな人間はどこにも存在しないのだから。
時間が許す限り、俺は本気で役作りに打ち込んだ。
しかし、今回は準備期間が足りず、
なんとも中途半端な出来になった。
・・・くそ。仕方が無い。あとはぶっつけだ。
とりあえず今出来る事は全てやったんだ。
++++
俺の集合時間は午後6時。
スタジオの駐車場に設置されたオープンセットで撮影するらしい。
セットの雰囲気に慣れるため、
ちょっと早めの2時間前に現場入りした。
完璧な出来栄えの「タクシー運転手の衣装」に着替えて
待合室で台本を読んでいると・・・、
スタッフから恐ろしい話を聞かされた。
・・・なんでも、とある役者が、
本番直前にセリフを大幅にカットされたそうなのだ。
話によれば、本番直前のリハーサルで
その役者は「コメディのタイミング」を掴めず、
どーも面白くない、「イマイチな演技」になってしまったらしい。
すると、現場の判断で「4行近く」あったセリフが、
一瞬でたったの「2単語」まで減らされてしまったそうだ!
・・・ひえー、恐ろしい。
それじゃ、俺のたった2行のセリフだって、
本番まで残っている保障が全く無いじゃないか。
なんとも厳しい世界だ。
今日の俺のシーンの撮影はというと、かなり楽に終わった。
・・・というか、俺は殆ど何もしていない。
タクシーが路肩に駐車するのを
オープンセットで撮影する予定だったんだけど、
俺には安全上の理由から、
セット内で車を運転する権限が与えられていないんだ。
代わりに、俺に背格好の良く似たスタントマンの方が運転した。
今日撮影するシーンではセリフも無いので、
俺はとにかく影に徹した。
来週は、いよいよセリフのあるシーンの撮影だ。
全てを賭けて準備しよう。
2008年05月21日 オーディション★2
天使は空に舞う
新作テレビシリーズのオーディションに行ってきた。
今回俺が演じたのは、主役級の「スペイン系の若者」だ。
・・・なんで日本人の俺が「スペイン系の若者」役のオーディションに
行く事になったかというと、
「人種はスペイン系に限らない」という注意書きがあったからだ。
だからと言って、日本人をキャストするとは思えないんだけど・・・
俺は今回のオーディションに限っては「かなり」消極的だった。
・・・だって俺は今、撮影中じゃないか!
確かに「タクシー運転手」のセリフは2行だ。
傍から見れば「楽勝」なのかもしれない。
でも俺はこの限られた時間全てを「タクシー運転手」の役作りに使いたいんだ。
オーディションの準備に使う余力は無い!!2行をナメたらいけない!!
「セリフを完全に覚えなくてもいいから。
台本を手に持ったままでもいいから。
とりあえず行くだけ行ってみてくれないかな。
キャスティングディレクターが、ユウキを見てみたいそうなんだ。
だって、スペイン系の役に日本人の君を呼んでるんだぞ?
この役はテレビシリーズの主役級だぞ?
滅多に無い事じゃないか。」
「・・・分かった。そこまで言うなら、とりあえず行くだけ行ってみるよ。
でも、結果は期待しないでね。」
というわけで、6時間だけこのオーディションの準備に使う事にした。
6時間の間、俺は全力で取り組んだ。
17個のセリフを頭に叩き込んだ。
・・・でも、やっぱり上手く行かなかった。
寝不足で集中力が持続せず、本番で3回もセリフを間違えた。
くそ。悔しい。これが撮影中でなければ・・・。
・・・さあ、タクシー運転手だけに集中し、全力で取り組もう!
2008年05月19日 テレビ
寿司タクシー
子供向けテレビシリーズのリハーサルは
スタジオ内の実際のセットを使って行われた。
俺は、気合を入れて、スーツに白手袋という、
オーディションと同じ格好で参加した。
よっしゃ!やるか!
セットに入ると、そこでスタッフから「初めて」台本を手渡された。
・・・そう。俺はまだ、一度も台本を読んでないんだ。
予想はしていたけど、
まさか本当に、リハーサル当日に手渡されるとは・・・
待合室のソファに腰掛け、俺は冷や汗をかきながら台本に目を通した。
・・・俺のセリフは・・・2行。
登場シーンは、約3~4分間というところか。
台本を読み終えて、俺はようやく胸をなでおろした。
・・・どうやら、俺がセリフを喋るのは
今日じゃなくて、「来週のリハーサル」みたいだ。
今日やるのは、セリフの無いシーンだ。
これなら、準備する事ができる。
・・・何とかなるかもしれない。
++++
さて、台本の初めの部分にキャストの一覧があるわけだけど、
どうも気になる事が2つある。
一つ目は、キャストそのものだ。
今回のストーリーは日本が舞台になっている。
だったら当然、日本人が数多く出演する・・・と思うかもしれないが、
現時点でキャストされている「日本人役」の7人のうち、
実際に日本語が喋れるのは・・・、俺だけのようだ。
俺のセリフは全て英語なので、日本語は出る幕が無い。
もう一つは、キャスト一覧の「タクシー運転手」の項目だ。
明らかに、「俺ではない役者の名前」が書かれている。
・・・これはどういう事だろうか?
元々は他の役者が「タクシー運転手」を演ずるはずだったが、
「何らかの理由」があって、俺に交代になったという事なのか。
って事は、オーディションの段階では、
俺は「第二候補」だったという事じゃないか。・・・うむむ。
でも、どうしてキャストが俺に変更されたのだろうか。
元キャストの「スケジュールの都合」だろうか?
それともプロダクション側が「心変わり」をしたのだろうか?
・・・今の俺にそれを確かめる術は無い。
++++
俺は気を取り直し、
タクシー運転手の「衣装合わせ」のため、衣裳部屋へと向かった。
衣装「あなたがタクシーの運転手ね。
えーと、早速だけど、ジーパンと、白のTシャツって持ってるかしら?」
俺 「ジーパンとTシャツですか・・・?持ってますけど、またどうして?」
衣装「どうしてって、タクシーの運転手に決まってるじゃない。
・・・日本のタクシーの運転手って
ジーパンにTシャツ姿じゃないの?ほら、ニューヨークみたいに。」
俺 「実は、日本のタクシーの運転手は、スーツを着てるんです。
いま僕がしている格好が、日本のタクシー運転手のそれです。
それに、何と会社によっては制帽まであるんですよ。
ここに資料を用意してきましたので、どうぞ。」
衣装「へえー、用意がいいわね!!」
・・・へえ、なるほど。
結構フォーマルなのね。パイロットみたいね。
これ、カラーコピーしていいかしら。
大至急、帽子のエンブレム(帽章)を作って貰わなきゃ。
調べてくれて、ありがとう。感謝するわ。」
俺 「こちらこそ。どうぞ宜しくお願いします。」
・・・あぶないあぶない。
もう少しで、ジーパン姿でタクシー運転手を演ずる所だった。
必死でかき集めた約100ページの資料が、さっそく役に立った!
頑張った甲斐があったってもんだ。
スタッフの案内で、俺が運転する「タクシー」を見せて貰った。
左ハンドルの「フィアット500」いう赤い車だった。
ルパン三世が映画の中で運転している、あの小さい小さい車だ。
そして俺が働くタクシー会社は・・・「キハダマグロ タクシー」というらしい。
うん。
+++
さて、このテレビシリーズは、
「シチュエーション・コメディ(通称:シットコム)」と呼ばれる形態だ。
「テレビドラマ」というよりも、
「テレビ芝居」と言った方がしっくり来るかもしれない。
かの有名な「フルハウス」を思い浮かべて欲しい。
・・・そう、あれが「シットコム」だ。
衣装合わせも終わったので、
俺はメインキャストのリハーサルを見学する事にした。
見始めてすぐに、俺は頭から血の気が引いて行くのを感じた。
・・・ちょっと、冗談だろ。勘弁してくれ。
セリフの進む速さが、ハンパじゃない!
洒落にならないくらい速い!速すぎる!
だって、俺が台本を目で追うスピードよりも、
彼らの演ずるスピードの方が速いんだ。
・・・これが「シットコム」の標準スピードなのか!?
俺は縮み上がった。
まさか、ここまで世界が違うとは。
メインキャストは、その目にも止まらぬスピードの中で、
しっかりと決めるべきジョークを決め、
伸び伸びと演技していた。
数ページに渡る長いシーンでも、
セリフを完璧に覚えてスラスラとこなしている。
・・・凄い。正真正銘のプロだ。全く太刀打ちできない。
こりゃまずいぞ。
俺のセリフは2行だけど、
果たしてこのスピードについていけるんだろうか・・・
撮影まであと3日。
子供向けだろうが何だろうが、俺には関係ない。
本気で役作りに没頭しようと思う。
2008年05月18日 テレビ
エントツ
いよいよ明日は子供向けのテレビシリーズのリハーサルなんだけど、
まだ台本を受け取っていない。
もしかすると・・・セットで直に渡されるのかな。
・・・これはマズいぞ。
アメリカ人の俳優と違って、
日本人の俺は台本を理解するのに時間が掛かるんだ。
初めて見る台本のシーンを理解し、
声に出して正しくセリフを読み
かつ同時にしっかりと演技する、という3つが上手くできない。
・・・怖いなあ。
とりあえず、役作りだけはしっかりとして、明日のリハーサルに備えようと思う。
2008年05月17日 テレビ
あかり灯る
先日オーディションに行った、子供向けテレビシリーズから電話があり、
「タクシーの運転手」の役でキャストされた事を伝えられた。
・・・自分でもちょっと信じられなかった。
だって役設定に「完璧な英語を喋れる」と書いてあったんだ。
そして俺は、自分の英語力の無さを痛感している。
本当かなあ・・・?
とにかく、キャストされたのだから、責任重大だ。
全力でやりぬこうと思う。
早速、タクシーの運転手に関する資料を揃えて
勉強を始めなければ。
予定では、来週の月曜日にリハーサルだそうだ。
かあー、時間が無い。急がねば!
2008年04月29日 オーディション
ドアが開きます
子供向けのテレビシリーズのオーディションに参加した。
俺が演じたのは日本のタクシーの運転手だったんだけど、
役設定に 「完璧な英語を喋れる」 と書いてあるからキツい。
予想通り、オーディション会場にいた他の8人は
日本人じゃなくて「アジア系俳優」だった。
セリフは全て英語、
・・・つまり、プロダクション側は日本人に一切こだわらない。
たとえセリフが日本語だったとしても、
「日本人の役」を日本人が取るのがどれほど難しいか、
俺はもう、身に染みて分かってる。
とりあえず、衣装は完璧。白い手袋までしてる。
あとは英語と演技だけだ。
・・・オーディションは、意外と上手く行った。
60点くらいの出来だ。
自分がいくら満足した所で、この役でキャストされるのはたったの1人。
オーディションは、受け終わった瞬間から「落ちた!」と思って
次を目指さなければならない。
よーし、落ちた!今度こそ頑張るぞ!
2006年11月28日 テレビ
英雄達
先月の27日に撮影した
NBCの人気テレビシリーズ「HEROES(ヒーローズ)」が昨夜放映された。
出演時間はほんの数秒だったけど、
テレビシリーズに出演するのは初めてだったので、色々と学ぶ事が出来た。
よーし。次へ行こう!
次はもう少し大きな役を取りたい。
その為にも、引き続き全力で頑張ろうと思う。
2006年10月27日 テレビ
複数形
テレビシリーズの撮影は、本当にテンポが速かった。
朝の7時に集合し、メイクと衣装チェック。
8時にリハーサル。
8時半に衣装に着替え、
9時に撮影開始
11時に撮影終了
確かに短いシーンではあるけれど、
たった4時間で全てが終わってしまうとは!
セットは活気で満ち溢れていた。
中でも監督は特にやる気がある人で、
1分1秒を惜しんで撮っている感じだった。
ここで俺に求められているのは「豊かな表情」なので、
それだけは特に気をつけた。
あとはセリフがちゃんと言えてると嬉しいんだけど・・・
11月末か12月の初めらへんにNBCで放映される予定だ。
楽しみに待っていよう。
2006年10月26日 テレビ
ズロヒ
テレビシリーズの撮影で黒色系のスーツを持って来るように言われた。
俺の持ってるスーツは古着屋で$19購入した物なので、
とても人様にお見せ出来るような物じゃない。
ブカブカのヨレヨレだ。
そこで、Marshalls(マーシャルズ)という大型衣料店へ行って、
上等なスーツを一揃え買ってきた。
値段は$160。
高っ!
・・・いや、俺の感覚が狂ってるだけで、本当は安いのかな。
高いだけあって、$19のスーツとは質が全然違う!
例えばえーと・・・、質感が滑らかだ!なんと穴が開いていない!
大事に使おうと思う。
今日は朝の3時に起きた。
俺の集合時間はなんと朝の7時。
・・・やらなきゃイカン事が山積みだ。
とりあえず速達便で送られて来た台本にざっと目を通し、
そのテレビシリーズの過去のエピソードを何話か観ておいた。
俺はただでさえ身体がデカいので、
主役級を食わないよう、気をつけながら仕事をこなそうと思う。
ああ、久しぶりだ。なんだか燃えて来た!
2006年10月25日 テレビ
げうかう
先日オーディションを受けた
某人気テレビシリーズにセリフ付きで出演する事になった。
チョイ役だけど一応喋るので、「ゲスト・スター」扱いになる。
撮影は明日、26日。
・・・流石はテレビ。
噂には聞いていたが、キャスティングから撮影までが早い。
テレビシリーズに出演するのはこれが初めてだ。
恥をかかないよう、全力を尽くして来ようと思う。
2006年02月12日 テレビ
早足インプット
明日の12時半に別の「とあるテレビシリーズ」のオーディションが入った。
渡された台本は42ページ。
それを読んだ上で10ページ分を演じなければいけない。
・・・間に合うだろうか?
間に合わせるしかない!気合を入れて覚えるぞ
2006年01月31日 オーディション
心中オリンピック
「とあるテレビシリーズ」のオーディションの2次選考は
ユニバーサルスタジオ内のキャスティングオフィスで行われた。
オーディション室内には6人居た。
・ キャスティングディレクター
・ 俺の相手役
・ プロデューサー謙ライター
・ 偉い人
・ カメラマン
・ アシスタント
だけど俺はかなり落ち着いていた。
セリフは完璧。
エージェントの所でリハーサルをして動きにも自信がついた。
やれる事をやるだけだ。
自分の名前を言って相手役の人とシーンを始めた。
俺のコメディータッチの演技を観て、彼等からは笑い声が漏れた。
オーディション室を出る時、俺の心は清々しかった。
全く悔いの残らないオーディション。
結果を待っていても仕方がないので次へ進もう!
投稿者 ユウキ : 14:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月30日 テレビ
嵐の中で凪ぐ心
「とあるテレビシリーズ」のセリフ覚えは順調だ。
いよいよ今日が2次選考なので、朝の5時から起きて最終チェックをしている。
うちのエージェンシーも
テレビシリーズのレギュラーの2次選考とだけあって気合が入ってるようで、
午後2時半の2次選考の前に
エージェンシーに寄ってリハーサルを行う事になった。
一方俺の方はと言うと・・・事の重大さの実感が感じられない。
もしこの役を取れば名実共に「ハリウッドスター」の仲間入りする
絶好のチャンスなはずなのに、特に心が躍らない。
・・・実際に役を取るまでは所詮「絵に描いた餅」。食べられない。
今の俺に出来る事は、自分の最高の演技をする事だけ。
そこに「スターになろう」という感情は邪魔なだけだ。
さぁ、本番まであと9時間。
自分のセリフを最低でも100回は読み直すとしよう。
投稿者 ユウキ : 05:15 | コメント (2) | トラックバック
2006年01月28日 テレビ
氷の海で平泳ぎ
とある新作テレビシリーズ(ドラマ)の
主役級の2次選考に行く事になった。
テレビシリーズは情報規制が厳しい事で有名なので
まだ詳細を明らかにする事は出来ないんだけど、
もしもこれを取ったら・・・それはもう大変な事だ。
2次選考は月曜日。
俺に与えられた時間は2日。
その2日間で読まなければいけない台本62ページ。
覚えなくてはならないセリフも盛りだくさんだ。
うちのエージェントに恥をかかせないよう、
ベストを尽くしたいと思う。