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2011年12月17日 舞台劇『ブリッジ』
筋肉マン
舞台劇「BRIDGE」、公演17日目。
今日の出だしは、絶好調だった。
というのも「LA Theatre Review」というサイトの批評家が、
「BRIDGE」をベタ褒めした批評を掲載したんだ。
・・・はぁーー!こりゃぁ・・・凄い!
最初から最後まで、手放しの大賞賛じゃないか!
批評はさっそく印刷されて、劇場の掲示板にデカデカと掲載された。
・・・とまあ、ここまでは全てが順調だった。
開演45分前、事態は思わぬ展開を見せる。
主人公「スタン」の代役を務めている「レズリー」が、
心配そうな顔をして、舞台裏に入って来たんだ。
レズリ「ユウキ、・・・スタンが病気らしい。
代わりに、今日は俺が出る事になった。」
ユウキ「ええ?病気って、何の病気?
昨日の夜は、元気だったように見えたけど。」
レズリ「俺も何の病気かは聞いてない。
さしあたり、風邪か食中毒あたりじゃないか?」
ユウキ「そっか。・・・それはちょっと心配だね。
・・・オッケー分かった。今日はよろしく、レズリー!」
レズリーと舞台にあがるのは、実に3週間ぶりだ。
この3週間、俺達は一度たりともシーンを通して無い。
さぁて、どうなる事やら・・・
(公演中)
シーンが終わって、舞台裏に引っ込むや否や、
レズリーと俺は、ガッチリと握手を交わした。
お互いに、「3週間前のシーン」をはるかに超えた、
「すんばらしいシーン」を演じた事が、よーく分かっていたんだ。
ありがとう! ありがとうレズリー!!
・・・さあ、明日は「とりあえず千秋楽」だ。
スタン・・・大丈夫かな。
■今日の募金額:$49.00
■募金総額:$895.54 (※チケット販売分は未集計)