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2011年09月01日 死ぬ気で音読★2
ニッケ飴
とある脚本家の友人に頼まれて、
新作台本の「朗読会」に参加する事になった。
俺に割り当てられた役は、次の5つ。
1、西部劇に登場する、南部訛りのメキシコ人
2、ニューヨーク訛りの芸術家
3、ペルー訛りの、ペルー人
4、アメリカ生まれ、アメリカ育ちのアメフト選手
5、アメリカ生まれ、アメリカ育ちの30代
・・・はい。 どう考えても無理です。
俺の今の英語力で、
「南部訛り」だの「ペルー訛り」だの、できるワケがない!
そこで、一度は断った。
しかし、脚本家の友人から
「大丈夫!大丈夫!ただの朗読会だから!」と
説得され・・・、結局やる事になってしまった。
結果は・・・、
惨敗。
・・・ここ数年で、一番の恥をかいた。
他のキャストが皆アメリカ人だったので、
俺のレベルの低い「エセ南部訛り」や
「なんちゃってペルー訛り」が特に浮いてしまった。
くっそぉおおおお、悔しい!!悔しいぃい!!!
そう、この気持ちだよ!この悔しさ、情けなさ!
この苦味を、自分のクスリにするんだ。
失敗から学べ!
・・・いつか、できるようになってやる!!絶対に!!
2011年09月12日 死ぬ気で音読★2
在キング
相変わらずシェイクスピアの勉強+音読を続けている。
今読んでいるのは・・・「リア王」
もちろん、原文だ。
さて、この「リア王」を読み解くには、
様々な資料が必要となる。
シェイクスピア作品は「現代英語」とは違う、
「古典英語」で書かれているので、
一文ずつ丁寧に解読しなければ、
全く理解する事ができないんだ。
俺の資料は・・・、本5冊と「実演CD」だ。
1、「リア王」原文+用語集
2、「リア王」原文+現代英語訳
3、シェイクスピア辞典
4、英英辞書・小(イギリス英語)
5、英英辞書・大(イギリス英語)
・・・そして、イギリス人俳優
「Paul Scofield(ポール・スコフィールド)」と、
フルキャストによる「実演CD」。
一単語たりとも逃さず読み解いているので、
1ページの勉強+音読には、最低でも約1時間かかる。
・・・最初の方は1ページに2時間以上掛かっていたので、
それに比べたら、マシになって来た方だ。
もちろん、音読は「実演CD」をお手本に、
全てイギリス発音で行っている。
まだまだ不完全だけど、そのうちに
身について来るハズだ。
ここしばらく、死ぬ気で勉強に取り組んでいなかったせいで、
すっかりサボり癖がついていたんだけど、最近になってようやく、
一日約11時間勉強のペースが戻って来た。
よーし。この調子で頑張ろう!
・・・順番が逆な気がするけど、
「シェイクスピア」が一段落したら、次は「現代英語」の勉強だ。
日常会話を中心に、
「カリフォルニア訛り」、
「ニューヨーク訛り」、
「南部訛り」などを研究するんだ。
さあ、「リア王」も終わりが見えてきた!
残すところ140ページちょっと。
はっはっは。あとたったの140時間で読み終わるぞ・・・
2011年09月24日
空中走り
30歳になった!
渡米して、11年と2ヶ月。
運に助けられながら、なんとかここまで来る事ができた。
・・・でも、ここからの道のりはそうは行かない。
ここで最大限の努力をしなければ、
きっとこの先で行き詰るだろう。
さあ、この一年も、ひたすら全力で走ろう!
とにかく前へ!
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