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2011年07月25日 舞台劇『ブリッジ』
平行線ビーム
今日は実際の劇場を使って、午後3時から6時まで、
舞台の立ち稽古を行った。
公演はもう始まっているけど、俺達は「一週間遅れ」なので、
全体のクオリティを上げなきゃいけないのだ。
今日の稽古は、「ストーリーの流れ」と、
「繋がり」に重点を置いて行われた。
監督が、主役のジェリーに語りかける。
「あなたが演じているサックス奏者の役は、
他のどの役よりも人生経験があって、
言ってみれば、「悟っている」、というキャラクターなの。
他の役を、できるだけ暖かい目で見守って欲しいの。
そこで今日は、こういうリハーサルをします。
まず、それぞれの演技パートナーと向き合い、
お互いの目を見ながら、セリフを通します。
・・・ジェリー、あなたには、
自分のパートナーが一体何を考え、
何をしているのか、注意深く見ていて欲しいの。」
そこで、それぞれのパートナーは向き合って椅子に腰を下ろし、
お互いの目を見ながら、最初から最後までシーンを通した。
監督の狙い通りだったのかは知らないが、
一番大きな変化が表れたのは、ジェリーだった。
それまでは、大声で怒鳴って言っていたセリフの数々が、
優しく、語りかけるような口調に変わったのだ。
明日から公演2週目だ。
気合を入れて頑張ろう!