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2011年06月29日 舞台劇『ブリッジ』
どらまてぃっく
実際の劇場を使って、
6時から真夜中まで立ち稽古
今日は、監督が客席の最後列に座り、
声量のチェックを行った。
今回の舞台では、当然ながら、「舞台演技」が要求されている。
「舞台演技」と「テレビ・映画演技」の大きな違いは、
演技の距離と、演技の間だ。
・・・テレビ・映画では、自分の演技パートナーが、
30センチの距離にいたら、
30センチの距離の演技をする。
5メートルの距離にいたら、
5メートルの距離の演技をする。
しかし舞台では、たとえ相手が30センチの距離にいても、
観客席の最後列まで届く声で、演技をしなくちゃいけない!!
客席の大きさに合わせ、仕草や演技を大きくしたりもする!!
まあね!!今回の客席は80席程度なので、
そこまで大きくしなくてもいいんだけどね!!
・・・もう一つは、・・・間だ。
特にテレビでは、番組の尺が決まっているので、
本当に必要な時しか、間を取らない。
「これ、あなたがやったんでしょ?」
「いや、俺じゃない。」
「でもね、あなたがやったという証拠があるの。」
高速キャッチボールのように、セリフが飛び交うのだ。
・・・しかし舞台では、・・・独特の間が存在する事が・・・かなり多い・・・。
「・・・これ、・・・・・・あなたがやったんでしょ・・・?」
「・・・いや、俺じゃない・・・。」
「・・・・・・でもね、・・・あなたがやったという証拠があるの・・・。」
・・・なぜか、それぞれのセリフの後に、間が開くのだ・・・。
・・・・・・しかも、これがコメディ舞台だったりすると・・・、
観客の笑い声が収まるまで・・・、
・・・・・・ひたすら待たなきゃいけなかったりする。
俺自身も、今回の舞台は、監督の要望で「舞台演技」をしている。
・・・間も・・・・・・、十分すぎるほど取る。 声も張る!
・・・・・・さあ、リハーサルも残り少ない・・・。
・・・頑張ろう・・・。 頑張ろう・・・。 頑張ろう!!