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2009年10月01日 死ぬ気で音読★2
兄弟社
車の修理と、エンジンオイルの交換のため、
ゲイリーの整備工場に車を預けた。
2時間ちょっとの待ち時間を無駄にしないよう、
俺は、近くのレストランで勉強する事にした。
そのレストランは、ファーストフード店のように
まずはカウンターで注文して、
トレイに載せられた料理を受け取り、
自分で好きに着席して食べるタイプのレストランだった。
俺はコーラを注文して、椅子に腰を下ろすと、
勉強道具一式を机に広げた。
そうして・・・2時間が経った。
・・・うーむ、集中できん!
店員が、厨房から代わる代わる顔を出して
まるで珍獣でも見るかのように、
こっちを覗くもんだから、気が散って仕方が無い!
・・・どうやら、このレストランでは、
こういう客は珍しいようだ。
俺は店を出ると、車を受け取り、帰路に着いた。
よっしゃ、勉強するどーーーーーーー!!!
投稿者 ユウキ : 23:12
2009年10月03日
ちゃっちゃちゃー
友人達と結託して、「とある女の子」のサプライズ誕生日パーティーを行った。
・・・フハハ!この前の仕返しだ!!
どうやら計画は全くバレてなかったようで、
ドッキリは大成功だった。
短い時間ではあったけど、仲間たちと騒いで、いい気晴らしになった。
・・・さあ、勉強に戻ろう!!
投稿者 ユウキ : 23:37
2009年10月05日 演技全般
見えない橋
今日は、とある理由で、弁護士事務所に来ている。
そこで、久しぶりに再会した「担当の弁護士」から、
最近の日本人俳優のビザ事情を、詳しく聞くことができた。
・・・話を聞いた限りでは、状況はかなり厳しい。
昨年はかなり良かったのだが、
今年に入って不況の煽りをモロに食らい、
状況が一気に悪化したそうだ。
・・・だいたい、元々「俳優用のビザ」は、矛盾を抱えているのだ。
「プロ」になるためには、「労働ビザ」が必要
↓
「労働ビザ」を取るには、既に「プロ」である事が条件
↓
「プロ」になるためには、「労働ビザ」が必要
↓
・・・以下、無限ループ
俺は、今でこそ「それなりに安定」した。
まだ「完全なる安定」ではないが、おそらく大丈夫だ。
・・・でも、ここにたどり着くまでは、毎日が本当の地獄だった。
みるみる歳を取る自分。
オーディションには呼ばれず、全く受からず、
資金が底を尽き、ビザの期限はあと数ヶ月。
時限爆弾を体内に抱え、
タイムリミットに怯えながらの生活だ。
ここに更に、英語力がネックになっているのを分かっていながら、
必死で勉強しない自分に対する強烈な自己嫌悪が加わる。
・・・でも、今更焦っても、ビザの期限はあと数ヶ月。
どうしようも無い不安で眠れず
真っ暗な部屋のベッドの上で、芋虫のようにモゾモゾうごめいていた。
ハリウッドでゼロから俳優を目指す日本人俳優は、ほぼ全て、
この地獄を最短で「7年間」も耐えなければならないのだ!
「完全なる安定」を手に入れるまで、
この理不尽な時限爆弾のタイマーは止まらない。
俺のタイマーも9年目にしてまだ稼働中だし、
とある俳優仲間のタイマーは、もう17年目だ。
さあ、タイムリミットを意識しつつも、
暗い未来を少しでも明るくするため、今日も死ぬ気で英語を勉強しよう。
投稿者 ユウキ : 23:47
2009年10月07日 死ぬ気で音読★2
輝く単語
いま勉強している教科は「理科」なので、
理科の専門用語が次々と登場する。
単語は全て英語で理解したいので、
基本的には「英英辞書」なのだけれど、
日本語の意味も、一応知っておきたい。
そこで、電子辞書を使ってみる事にした。
・・・と言っても、本物の電子辞書は高価なので、
ニンテンドーDSを電子辞書にするソフトなんだけど。
・・・うーむ、これはこれで、実に便利だ。
もっとボタンが大きくて、
英英辞書が何冊も収録されてて、
収録英単語数がハンパなく多くて
医学用語などの専門用語も完全に網羅してて、
英単語の語源も、ちゃんと明記してあって・・・、
・・・そして何より、「蛍光ペン」で直に線を引ける電子辞書が、どっかに無いかしらん?
ああ・・・、蛍光ペンの線は、美しいなあ・・・
<音読し終えた本>
教材
Harcourt Science Grade 3,
Teacher Guide (Types of Plants) 8ページ
■これまでの合計
冊数:117冊
頁数:11465ページ
2009年10月11日 死ぬ気で音読★2
モクレン通り
いま勉強している小三理科の教科書は、
ホームスクール用のものではなく、
学校で実際に使われているものだ。
なので、例の「歴史の教科書」のような過激さは全くない。
つまり・・・、普通だ。
ネタとしては、ホームスクール用の方が面白いんだけどね・・・
今回は、教科書と一緒に、教師用の「指導要領」と、
プロの読み手による「読み上げCD」を取り寄せたので、
それらを、最大限に生かして、勉強に励んでいる。
さて、この「読み上げCD」だが、
どういうわけか、教科書をそのまま読んでくれない。
言い回しが、教科書に印刷された文章と全く違うのだ。
読み上げCDは「フロリダ版」、
教科書は「カリフォルニア版」なので、その差だろうか・・・?
折角プロの読み手が読んでくれているので、
この際、全文を文字に起こす事にした。
ついでに、読み手が強調している単語を抽出し、
そのパターンを研究する。
・・・残念ながら、まだ、さっぱりわからん。
でも絶対に、何か法則があるはずだ。
その法則が、理論に裏打ちされた感覚として
分かるようになれば、完璧なのだけれど・・・
それにしても、この「読み上げCD」は、素晴らしい。
小学4年生に進級したら、全教科のCDを取り寄せよう。
・・・もしも無かったら、その時は、自分で作ろう。
<音読し終えた本>
教材
-Harcourt Science, Grade 3,
Teacher Guide (Types of Animals) -- 8ページ
書き取り
-Harcourt Science, Grade 3,
Types of Animals (Transcript) -- 14ページ
■これまでの合計
冊数:119冊
頁数:11487ページ
2009年10月15日 死ぬ気で音読★2
デブリス
自分の発音を、客観的にチェックするため、
「高性能マイク」を購入した。
日本製で$140もする、高級品なのだ!!!!!
・・・でも、それだけの価値はあった。
ちょっと使っただけで、自分の発音の弱点が明らかになった。
どうやら俺は・・・、「ヴ」の発音が弱いようだ。
自分では、発音していたつもりだったけど、
文章中の「of」の、「v」の音が、まともに発音できてない。
ピンクパンサー2のアフレコの時に、
「of、が聞こえない」と怒られたが、こういう事だったのか。
・・・うーむ、これはいいぞ。
このマイク、色々な事に使えそうだ。
俺は日本語の滑舌(かつぜつ)もかなり弱いので、
これ使って、しっかりと特訓しよう。
よっしゃ、やるでー!
<音読し終えた本>
教材
Harcourt Science, Grade 3,
- Where Living Things Are Found (Teacher Guide) -- 8ページ
書き取り
Harcourt Science, Grade 3,
- Where Living Things Are Found (Text CD Transcript) -- 18ページ
■これまでの合計
冊数:121冊
頁数:11513ページ
投稿者 ユウキ : 23:08
2009年10月22日 死ぬ気で音読★2
千里の道も
せっかく「高性能マイク」を買ったので、
今日は、音声を使用して、
音読の様子をお伝えしたいと思う。
※ 音声の内容は、全く面白くありません。
まず、発音に気をつけながら、教科書を普通に音読&勉強する。
音声ファイル (MP3形式、2分39秒)
問題があれば解くし、
分からない単語があれば、意味を調べて書き込む。
1レッスン分の音読(約8ページ)が終わったら、
今度はそのレッスンの教師用の指導要領を、音読&勉強する。
次に、「読み上げCD」を注意深く聞いて、
それを全文、文字に書き起こす。
音声ファイル (MP3形式、3分48秒)
三人称や複数形の「s」や、
冠詞の「the」や「a」に特に注意している。
それが済んだら、その自分で書き起こした文章を
「読み上げCD」と一緒に音読して、
スピードとイントネーションを調整する。
音声ファイル (MP3形式、4分7秒)
「読み手」と同じくらい上手く音読できるようになるまで、
どれほど時間が掛かるか、想像もつかない。
でも、俺は絶対に諦めない。
うおおおお、頑張るぞおおお!!!!
睡眠時間なんぞ、いるかボケがああああああ!!!
<音読し終えた本>
教材
Harcourt Science, Grade 3,
- Living Things Depend on One Another (Teacher Guide) -- 8ページ
書き取り
Harcourt Science, Grade 3,
- Living Things Depend on One Another (Text CD Transcript) -- 11ページ
■これまでの合計
冊数:123冊
頁数:11532ページ
2009年10月28日 オーディション★2
鋼鉄の幸せ
今日は、子供向け番組のオーディションだ。
求められているのは、「日本人司会者」の役。
日本人司会者か。
一体、どんな役なんだろうか・・・?
オーデション用の台本を見て、ガックシ。
良くある、「誇張された日本のバラエティ司会者」の役で、
リアルさの欠片もない。
「おーっと!それはNGワードだ!
罰ゲームは・・・、エビ型ハットを被っての、腕立て伏せ!
この『しょうゆ皿』に、ちゃんと毎回エビを浸してね!!」
・・・こ、これはヒドい。
でも、一応参加する事にした。
それは、こういうトンデモ系の役を日本人が取って、
現場で修正できれば、このハチャメチャな日本人像を
少しでもマシにできるのでは、と思ったからだ。
オーディション会場の待合室に居たのは、殆どがアジア系アメリカ人。
日本人は、数人しかいない。
・・・それもそのハズ。この役のセリフは全て英語。
プロダクション側は、日本人に拘る必要性がない。
むしろ、ステレオタイプのキャラなので、
リアリティに拘らない人の方が、都合がいいのだ。
結果は・・・30点。
・・・駄目だ。余計な事を考えすぎたせいで、
集中力が散漫になって、全くまとまりの無い演技になった。
この失敗を次に生かそう。
投稿者 ユウキ : 23:14
2009年10月29日 オーディション★2
ハナデカ
昨日に引き続き、今日もオーディションだ!
今日の役は、「は虫類学者」。
・・・日本人の役ではない。「アジア系アメリカ人」の役だ。
台本を見て、驚いた。
7ページのセリフの大半が、「生物学」の専門用語で占められている!
「この動物は、動物界脊索動物門爬虫綱ワニ目アリゲーター科クロカイマン属の・・・」
・・・うおおおおお!!
正直言ってかなりキツイが、
今こそ「小学生の理科」で培ってきた知識を生かす時だ!
・・・ううむ、不思議だ。
生物学用語を完全に理解するのは骨が折れるけど、
不思議と、それらの専門用語が「怖く」は無い。
調べれば、きっと理解できる。 そんな気がする。
これは、勉強の成果だろうか・・・?
辞書を引くこと自体は、もう慣れているので、全く苦にならない。
俺は、これも一つの勉強だ、と割り切って、
どこまでも台本を「研究」していった。
オーディション会場には、アジア系アメリカ人の俳優が多数いた。
・・・いつもとは立場が逆だ。今回の俺はアウェイなんだ。
結果は、40点。
やはり、アジア系アメリカ人の役を演ずるには、
まだまだ英語力が足りない。
セリフを喋るのに一生懸命で、肝心の演技の方がおろそかになってしまった。
よし。これに懲りずに、どんどん英語の勉強を推し進めよう。
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