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2009年06月09日 とある映画その3
芝生の先のゴミ箱
撮影まで、ちょっと時間が空く。
残された時間は非常に限られているけど、
この間に、自分にできる事をしなければ。
持ってきた「資料」にもう一度目を通して、
必要なトレーニングも、しっかりとやっておこう。
・・・この、果ての見えない「作業」に、
どのような意味があるのか、それはまだ分からない。
でも、絶対に「何か」が変わるはずだ!
無意識下の、自分にも分からない「何か」が変質し、
「自分の役の人生経験」として少しずつ蓄積され、
それが・・・、「カメラが回る瞬間」に一瞬で燃え上がり、
「演技」ではコントロールできない「生の感情」を生み、
・・・そこに、「演じられた役」ではない、
「人間」を誕生させてくれる・・・はずなんだ!!
・・・たとえ、効果が目に見えなくとも、
俺はやるべき事を、しっかりとやろう。