2009年03月21日 映画「ピンクパンサー2」
くるりくるり
さあ、今日も一日頑張ろう!
今日は、「土アップ」という朝のニュース番組に、
ゲストコメンテーターとして生出演すべく、テレビ局「MRT」へと向かった。
待合室で、アナウンサーの「関知子さん」と、ディレクターの方、
そしてレギュラーコメンテーターのお二方にご挨拶を済ませた。
・・・俺が30分番組に生出演か。しかも、「コメンテーター」か。
心配すぎる・・・。大丈夫なのだろうか。
収録スタジオ内には、「フロア・ディレクター」という係りの方がいて、
上の階の「ディレクター」の指示を受け、現場の指揮をとっていた。
フロア・ディレクターの男性は底抜けに明るくて、
現場は、ポジティブな活気に満ち溢れていた。
上の階では、今度は別のスタッフチームが
「ディレクター」の指示に従い、準備を進めていた。
壁一面に広がるテレビ画面は、
まるで、映画に登場するCIAのコントロールルームのようだ。
本番前に一度、「通しリハーサル」を行った。
そこで、大筋の流れをつかむ。
・・・番組は、毎秒、毎秒と進んで行く。
テレビは「時間」との戦いなんだ。
ひええ。恐ろしい。
不安がる俺に、「フロア・ディレクター」が胸を張って言った。
「大丈夫。オーバーしても、『関さん』が秒単位でコントロールしますから!」
・・・さすがだ。やはりプロは違う。
マイクを付け直し、カメラ位置を微調整して、いよいよ本番を迎えた。
■アメリカ発の世界同時不況について
俺 「不況の波は、映画界にも来ておりまして、
新作映画の資金集めが難しくなってきているんです。
それによって、俳優も役を取り辛くなる、といった影響が出ています。
■高速道路の通行料金が週末一律1000円になった事について
俺 「アメリカで高速道路といえば『フリーウェイ』ですが、
『フリーウェイ』は通行料金がタダの代わりに、路面がボコボコなんです。
日本がそうならないか、心配です。
■ピンクパンサー2について、
俺 「かくかく、かくかくかくかく、
しかじか、しかじかしかじか。」
・・・なんとか 30 ぷんかん がんばり ました
とにかく、司会者の「関さん」の絶妙な秒数調整に驚愕した30分間だった。
やっぱり、「本当のプロ」は凄いのだ・・・!
・・・ところで、話は少し時間をさかのぼる。
番組の収録前に、スタジオ内を見学させて頂いた時、
俺の目は、「とある撮影器具」に釘付けになった。
おおおおおおっ、本物の「スタジオカメラ」だ!!!
・・・さすがは正真正銘の「本物」。
なんというか・・・、とても「リアル」だ。
どう見ても「本物」にしか見えない!
覚えているだろうか。
俺は2年前、ミュージカルの舞台のために、
「70年代のNBCのスタジオカメラ」をダンボールで作ったんだ。
・・・くっ、ま、負けた。
でも、俺が作ったスタジオカメラだって、
「赤いランプ」まで付いていて、しかも、ちゃんと光るのだぞ!
・・・ダメだ。
どうあがいても、やはり「本物のスタジオカメラ」には勝てない。
だって奴ら、本当に撮影できやがる。卑怯だ。
ちっくしょおおおおお!悔しい!
でも、もうこれで「現代の日本のスタジオカメラ」の資料は揃った。
次回は、もっともっとリアルにダンボールで作ってやるからな。見てろよ!
投稿者 ユウキ : 2009年03月21日 23:44
コメント
>フリーウェイは通行料金がタダの代わりに、路面がボコボコなんです。日本がそうならないか、心配です。
笑ってしまいました。
でも、撮影のカメラはしょうがないですよ。“億”のものもあるんですよ・・・。
↑投稿者 hiro : 2009年04月07日 06:10
>hiroさん、
いやいや、次は負けませんよ!
折角なので、今度「型の取り方」を勉強しようと思います。
・・・次は勝つ!
↑投稿者 ユウキ : 2009年07月01日 00:47
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