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2008年09月08日 演技全般
無限回廊
べんきょー、べんきょー、またべんきょー、
「例文7000個の本」の音読は、ようやく半分を終えた。
・・・うん、まだ先は長いけど、
自分の英語の表現方法が、豊かになってきているのが分かる。
表現方法の数は、演技の幅と、その深さをを決める。
例えば日本語で、
「こんにちは」
というセリフがあったら、それは、
「こんにちは」
「こんちわー」
「ちわーっす」
「あ、どうもー」
「お疲れ様です」
「うぃーっす」
「やあ、」
「おー」
「何してんすかー」
・・・など、無限の選択肢の中から、
自分の役が 「こんにちは」 を選んだわけで、
そこに、人間らしい思考が生まれる。
鈴木「(・・・あれ?あれって松本さんじゃないかな?
おー、松本さんだ。挨拶しとくか。)
こんにちは。 」
「鈴木」は、相手が「松本さん」だから、
「こんにちは」を選んだんだ。
彼は松本さんに 「よっ!」 とは言えなかった。
ただ「こんにちは」と書かれているから
「こんにちは」と言うのであれば、
それは表層だけの「演技」だし、「人間」じゃない。
どんな表情を作って、「考えてるフリ」をしても、
実際に考えてなければ、
「役者が役を演じている」だけで、それは「人間」じゃない。
俺は「人間」になりたい。
・・・俺の英語での演技は、この「表現方法」の選択肢が乏しく
「本当の人間らしさ」の厚みが出ない。
「Hello.」と台本に書かれていたら、
何も考えずに「Hello.」と言ってしまう。「考えるフリ」をしてしまう。
・・・それじゃ、駄目だ。
限界まで勉強し、表現方法を増やし、
「役」を「人間」にするんだ。
頑張ろう。