« 2008年02月13日 | メイン | 2008年02月18日 »

2008年02月16日  映画一般

ホリゾント

さあ、撮影まで時間が無い。全力で準備をしよう!


まずは、髪型と服装だ。


この「8th Samurai」のベースになってる「とある侍映画」の照明技師達は、
どんな髪型や服装をしていたんだろうか。
そして、昭和28年の一般的な髪型は、どんなものだったんだろうか?

俺はまず、片っ端から資料をかき集め、それに目を通した。

運よく、当時の撮影現場で照明技師をしていた方の
インタビューを見つけたので、それを参考にさせて貰う事にした。

その映像を印刷した物と、
当時の「流行髪型一覧」を持ち、俺は全力で床屋へと向かった。


 「これでお願いします。」



バッサリやって下さい。バッサリ。


バッサリ。



この後で、監督や他のキャストと初の読み合わせがあった。

ここで初めて台本を他のキャストと読んだわけだが、
俺は自分のたった2つの台詞が心配でたまらない。

照明の事なんか、さっぱり分からないから、
言葉にリアリティが無い。


・・・よし、今度は計器の使用法を覚えよう。


当時、光の強さを測る「露出計」は、ウェストン社の物しかなかった。
最新の「Weston Master III」は、シネモデルと呼ばれていて、
映画の撮影を見越して作られていた。



これがそのウェストン露出計だ。

本物が手に入ればよかったんだけど、
残念ながら、撮影まで時間が無いので間に合わない。

「取扱説明書」なら見れるから、これを見ながら勉強するか。


・・・まてよ。


    もしも買えないのなら、自分で作ればいいじゃないか!


++++


<ウェストン露出計:Weston Master IIIの作り方>


●材料
ステレオスピーカー   $1
タッパー           2個
プラスチックのフタ     1個


●作り方
1、あれこれします。


<完成>


++++


うむ。余は満足じゃ。自己満足じゃ。ああ楽しい。


ダイヤルの目盛も再現したので、一応ちゃんと使える。

さあ、準備はまだまだだ。本気で行くぞ!

投稿者 ユウキ : 15:51 | コメント (2)

« 2008年02月13日 | メイン | 2008年02月18日 »