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2006年10月06日 演技全般
大自作自演時代
俳優という職業は何かとお金が掛かる。
・・・例えばヘッドショット(顔写真)の撮影だ。
プロのカメラマンに撮って貰うと、
大体80枚くらいで掛かる値段は$350(41000円)!
その後に「デジタル修正」に出すので、更に$50(6000円)。
そして印刷に$130(15000円)。
大体$500くらい掛かってしまう。
・・・しかも掛かるのはお金だけじゃない。
撮影から実際に写真を貰うのに1週間・・・
デジタル修正を頼んで受け取るのに1週間・・・
印刷に数日・・・
・・・時間もどんどん過ぎて行く。
この工程を見てて、俺はいっつも考えていた。
これ、誰かに頼むんじゃなくて自分でやった方が安くて早いんじゃ・・・?
誰かに頼むから、時間とお金が掛かるんだ。
だったら全部自分ですればいいんじゃないか。
その為に必要なのは・・・「照明」と「高性能カメラ」だ!
そこで、まずは照明を研究する為にファッション誌を買ってきた。
ファッション誌に載ってる写真はプロの照明なので、
それを参考に自分の部屋(倉庫)に電球を吊るして行く。
・・・悪く無いな。
次はカメラだ。
調べてみると、Kodakの「EasyShare Z650」というカメラがあった。
このカメラ、値段が$200ちょっとのくせして、
デッカイ10倍光学レンズが付いてるバケモノだ。(普通のデジカメは3倍くらい)
・・・いけるぞ!これを使えば俺でも撮れそうだ!
照明をセットアップし、カメラを設置した。
背景にはベッドシーツを使った。
背景にライトを当てているのは、俺自身の影を消す為だ。
カメラ $218
三脚 $20
ベッドシーツ $3
ライト $1 × 4個
総額 $245
よっしゃああああ! 後は気合でカバーするぞ。
気合だあああ!!
全てを自分でやる事の利点は、
さっきも書いたように「お金」と「時間」を節約できる点にある。
でも「デジタル修正」のパートは難しいので、そこだけプロに頼むのが良いと思う。
その方が確実だし、クオリティも保障される。
俺は我流なので、1枚修正するのに3~5時間近く掛かってしまう。
プロなら数十分で終わるんだろうなぁ・・・
・・・よし。英語の勉強に戻るか!