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2005年07月22日  オーディション

インスタント撮影

映画"Want of Opportunity"の為に大至急デモテープを作成する事にした。

本当は友人の「ラファエロ」、そして「アルベルト」の3人で
撮りたかったんだけど、ラファエロが歯の手術を急遽受ける
事になったので撮影に参加できなくなった。


撮影開始は午後5時からだ。・・・あと2時間。どうする・・・?


とにかく友達に電話を掛けまくって代役を探す事にした。
しかし、こんな時に限って誰にも繋がらない。

やっとの事で連絡が付いた「アキ」に代役を頼んだ時、時計は既に4時。

撮影開始まで・・・あと1時間!

・・・まだ撮影の準備は何もできていない。


とりあえずキャストとカメラマンは確保した。
キャストは俺、アルベルト、アキの3人。カメラマンはミノル君。

あと必要なのは・・・「セット」、「小道具」、「照明」か。

俺は車を走らせると、大型スーパーマーケットで必要な物を買い込んだ。


撮影場所に着いたのは、5時5分。
それからセット(カフェのシーン)を作り上げるのに30分。リハーサルに15分。


撮影が始まったのは、午後5時50分だった。

なにぶん突貫撮影なので、出来の方はそれなりだ。
照明も適当だし、アングルもあちこちおかしい。

何より一番最悪なのは音声だ。
専用マイクが無かったのでカメラに内蔵されているマイクを使ったんだけど、
後で見直したら「ジーー」というカメラ内でテープが回る音が入っていた。


撮影が終わったのは午後7時半。
・・・1時間40分の撮影だった。

セットを片付けた後、手術後でフラフラしているラファエロにテープを手渡し、編集を依頼した。

俺も編集を勉強しよう。自分で編集作業ができたらどんなに便利か。


・・・しかし流石に疲れた。
3分間のシーンでこれだから、2時間の映画を撮る監督は偉大だ。

投稿者 ユウキ : 2005年07月22日 23:43

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