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2005年05月10日  

友達の友達は友達

日本人ミュージシャンMitsuを空港まで送って行った。

途中、日本へのお土産としてお菓子を買いたいという事で、Save-onで物色


・・・俺が日本に帰った時、美和子ちゃん(母親)が
   「トランク一杯のお菓子を買って来て」
  と言うので、俺は馬鹿正直に巨大なトランク満杯のお菓子を買い込み、
  東京の税関で
   「この大きなトランクの中身は何ですか?」
  と聞かれ、それに

   「お菓子です。」

  と答えて不審者扱いされた事を思い出した。


空港で見送る時、Mitsuから「ストレンジャー・ライター」という物を貰った。

この「S」の文字が刻み込まれたライターは、
持ち主が世界のどこかで素晴らしい友人に出会った時、その人にあげる物なのだそうだ。

そうする事によって一つのライターが世界を渡り歩き、
その旅の経過はe-mailを通じて今までの所持者全てに伝えられる。

そして今、その様々な人間模様を見て来たライターが、俺の手元に来た。

俺はタバコを吸わないのであんまし外に出してやる機会は無いけど、
常に持ち歩いてコメディの世界を見せてやろう思う。

次の持ち主に相応しい人が現れるまで。

投稿者 ユウキ : 16:22 | トラックバック

ダーティー・ジョーク

サンセット通りを少し南に行った所にある「ロクタリオン・カフェ」で
スタンドアップコメディをしてきた。

ここのオープンマイクは、Rainbow Roomで出会ったトロイがホストを務めている。

オープンマイク・・・とは言っても、ここはただのカフェだ。客はほぼ居ない。
居るのはコメディアンのみ。

常にクリーンなジョークを使う二枚目コメディアン「ニック」や、
身体障害者である事を逆手に取って言いたい放題言う「テッド」など、
どこでもお目に掛かるメンバーだ。


俺は10分間与えられたので、とりあえず今持ってるネタを全部披露してみた。

 ・・・なるほど。

ウケるネタと、そうでないネタが分かったような気がする。
面白いジョークも、少しの「間」の違いや抑揚なんかの差で寒いジョークになってしまう。

今度のコメディ・ストアで使うネタはどれにしようかな・・・


さて、話は変わるが、今日来ているコメディアンの「テッド」、彼は強烈だ。

彼は松葉杖が無いと歩けないわけだが、彼のコメディはこんな感じで始まる。

 「今、俺がやってるのは「スタンド・アップ・コメディ」って言うが、
  俺なんか「スタンド」すらでき無いのにやってるよ?」

・・・ちょっとブラック・アメリカン・ジョークで過ぎるか。だが面白い!

こんなのもあったっけ。

 「障害者である事は素晴らしい!
  例えば通りで向こうから美女が2人歩いて来る。
  君達はそれを羨ましそうに眺めて通り過ぎるしか無いが、俺は違う!
  松葉杖から手を離し壮大にずっこければ
  彼女達は心配そうに身体を密着させ、助け起こしてくれる。
  45セントでバスにも乗れるし(障害者割引)、
  劇場なんかもタダで入れたりする。こりゃ最高だね。」

ブラック・ジョークは、それが強烈で、
尚且つ常識外れであるほど面白かったりする。

特に夜のバーで、しかもお客が酒を飲んでいる時、
彼らは強烈でダーティーなジョークを欲してたりするんだ。

俺にもブラック・ジョークが出せるだろうか?今度チャレンジしてみたい。

投稿者 ユウキ : 23:44 | コメント (0) | トラックバック

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