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2005年04月07日 お知らせ
これ以前の空白の期間の日記は
「旧・ユウキの独り歩記」で読む事ができます。
現在は2000年8月10日までの移植が完了しています。
投稿者 ユウキ : 23:59
2005年04月08日
しまった・・・
駐車違反の切符を切られた。
学校の近くにある1時間限定のコイン式パーキングメーターに
4時間停めてしまった。
罰金額は$35
アイタタタ・・・
2005年04月10日 オーディション
素晴らしき会社
ハリウッドには日本人のキャスティングディレクターがいる。
彼女の名はYumi Takada。
ハリウッドに住む日本人アクターでその名を知らない人は無いだろう。
Yumiさんがキャスティングをしている日本映画のオーディションへ行ってきた。
台本の内容は、日本の食品会社が
様々な困難に打ち勝ちながら米国進出を果たすというもの。
サラリーマン金太郎の国際版といった感じだ。
日本人の監督は苦手だ。
でもこれもまた経験・・・か。
2005年04月14日 オーディション
へい、まいど!
キャスティングディレクターのYumiさんに呼ばれ、
日産のCMのオーディションへ行って来た。
筋書きは、日産車に乗る「ビッグダディ」が道端で3人の寿司職人とすれ違い、
彼らを車に乗せて釣りへ行き、釣った魚をその場で捌いて貰うというもの。
オーディションは3人一組で行われた。
絵コンテを見たが、ほぼ同じ高さの3人が一緒に歩くシーンがあったので、、
背が突出して高い俺はまず選ばれないだろう。
だがオーディションを受ける事は、経験的にも精神的にも良い事だ。
少しでも進んでると実感できるから。
受かったら収入的にデカかったんだがなぁ・・・
2005年04月17日 コメディ
コメディの登竜門へ
今日はSunset沿いにあるThe Comedy Storeでオープンマイクに参加する。
Comedy Storeでは毎週日曜日に誰でも3分間ステージに上がって
stand-up comedy(スタンド・アップ・コメディ=一人漫才)をする事ができる
オープンマイクを受け付けている。
参加希望者は前週のオープンマイクに集合しクジを引く必要がある。
Comedy Storeのステージは、全米で一番キツイそうだ。
先週のオープンマイクも見ていたが、色々な意味でヤバかった。
俺は無事に3分間を終える事ができるだろうか?
初スタンド・アップ・コメディ at The Comedy Store
Sunset沿いにあるThe Comedy Store(ザ・コメディ・ストア)での
Stand-up comedy(スタンド・アップ・コメディ)は、L.A.に数ある
コメディ・バーの中で一番難しいと言われている。
理由は単純に観客が中々笑ってくれないからなのだが・・・
俺の順番は4番目だった。
観客は12、3人、酒を片手に聞き入っている。
司会者「えー、次の人は・・・ユウキです!」
(拍手)
・・・スポットライトの中に入ると、
用意してきたネタがフッ・・・と消えてしまいそうになった。
スタンド・アップ・コメディ
3分30秒 .wmvファイル 893kb
結構ウケてたが、45点といった所か。
最後の1分も駄目だし。
勿体ない。もっとウケさせる事ができたはずだ。
でも、まぁ初めてにしては悪くない。
・・・今回はちょっと下ネタに走りすぎた。
次はもうちょっと上品に行こう。
クジに漏れたので来週はオープンマイクに参加できないが、
再来週はもっと良いネタを持って行きたいと思う。
2005年04月18日 コメディ
共通点は笑顔
俺が持ち帰った昨夜のスタンド・アップ・コメディのテープを聴きながら、
コーチのマイクと反省会をした。
今度ある別の発表会ではラスト1分を別のネタに交換する事になりそうだ。
昨夜の経験からは学ぶべき事が多々あった。
例えば俺がアガってしまった時に出る口癖とか
どのようにすれば観客と一体になって盛り上がる事ができるのか、とか。
自らの経験から学ぶのはストリート・パフォーマンスを思い出して燃える。
元ストリーターの本領発揮だ。頑張らねば。
投稿者 ユウキ : 23:47 | コメント (2) | トラックバック
2005年04月19日 演技全般
期待を裏切れ
新しく作るコメディのヘッドショットを印刷に出した。
カラーの確認用の試し刷り $10
10×8インチのヘッドショット(リトグラフ) カラー 200枚 $115
名刺 リトグラフ カラー 150枚 $65
小計$190.00
TAX$ 15.68
合計$205.68
今回のヘッドショットは、今までの物とは趣向が全く違い、
自分の中では実験的な要素も含まれている。
従来のヘッドショットの常識を完全に無視し、
「見る人を笑わせる」「興味を持ってもらう」という事を最大の目標としているからだ。
全米広しと言えどもここまでふざけたヘッドショットを持ってるのは俺だけのはずだ。
撮影は監督で友人のラファエロが担当し、デジタル修正は俺が自分で行った。
正攻法でやっていたら2年間もすぐに過ぎ去るし一発当てる事もできないだろう。
裏をかき、意表を突かなければならない。
アクションスターでない日本人のコメディアン求められてないのだから、
自ら売り込むしか無いのだ。
固まったシステムから抜け出し新たな道を作るにはそうするしか無い。
投稿者 ユウキ : 23:58 | コメント (4) | トラックバック
2005年04月20日 コメディ
密室のコメディ
マイク(コメディのコーチ)の映画製作パートナーにジェイムスという人がいる。
眼鏡を掛けた小柄のおじさんなのだが、彼から取材を受けた。
彼は現在コメディアンに関するドキュメンタリー作品を制作しているらしい。
簡単な質疑応答だけのはずだったのに、どんどん乗って来て
スタンド・アップ・コメディからコメディのモノローグまで披露し、
気が付くと30分以上経ってしまい、テープが切れてしまった。
最初は少し緊張したが、途中からは2人で大笑いしながらネタを披露しまくった。
もう90時間以上のテープがあり、これを90分に編集するそうだ。
俺のインタビューが1分でも、いや、10秒でも残ってると嬉しいが・・・
2005年04月22日 コメディ
決定的な差
先日のThe Comedy Store(コメディストア)での
スタンド・アップ・コメディは俺にとっての「リハーサル」だった。
自分にとっての本番は今日。場所はオレスカ・シアター。
観客は35~40人といった所。
・・・先日の経験を生かす時が来たんだ。
さて今回、俺は敢えて前回と全く同じネタを使う事にした。
本来スタンド・アップ・コメディのジョークは
録画や録音されて記録媒体として残らない限り何度でも使用可能であり、
自分の「持ちネタ」として残る物だ。
少数の観客でジョークを使い捨てる事はしない。
前回のネタに磨きを掛け、自分の持ちネタとして完成させるんだ。
(俺の場合は音声ファイルを公開しちゃってるけど・・・)
今回は劇場で、しかもマイクを手に持って無い事もあって自由度が大きくなった。
まずは最初にシーンとした観客席と演者との距離を縮める事から始める。
観客席に積極的に話し掛け、そこにある壁を取り去る。
この行為を「第4の壁を破る」と言う。(Break the forth wall)
前回は全くウケなかった後半部分は、「監督役」のキャラクターを変える事と
身体の動きをビシッとキメる事で改善した。
スタンド・アップ・コメディ
4分10秒 .wmvファイル 980kb
「最高のジョークは一番最後に持って来い」と言われるが、それが上手く決まった。
自分としての評価は50点といった所か。
所詮は下ネタで低レベルのジョークだ。
さて、新たなネタを書こう。
実は良いアイディアがあるんだよなー にひひ
2005年04月24日 コメディ
腐る手前が一番美味しい
来週のオープンマイク(飛び入り参加)のクジを引く為に
The Comedy Storeへ行って来たのだが、また漏れた!
20/40なのに、2回連続で漏れるとは・・・
でも一応ネタの用意をしておいて、頼み込んで入れて貰おう。
流石にあと2週間も待ちたくない。
投稿者 ユウキ : 21:55 | コメント (2) | トラックバック
2005年04月25日 演劇・ミュージカル
Lucky Stiff 公演初日
今日はミュージカルLucky Stiff(幸福な死体)の初演だった。
これは今取っているミュージカルの授業の、言ってみれば発表会なのだが、
ちゃんと権利も取得しているので本格的だ。
午後3時に集合し通しリハーサルをやった後、8時から本番。
俺の役名は「Vinnie」。
眼科医からメイドにまでなってしまう面白いキャラだ。
ソロで歌う曲は1曲しか無いけど、
今日の公演ではそれが上手く行ったので嬉しかった。
あと2回の公演もこの調子でこなして行こうと思う。
2005年04月26日 演技全般
そろそろお時間です
印刷に出していたヘッドショットと名刺が完成した。
とりあえずこれでツールは揃った。
あとは攻めるだけ。
エージェントやオーディションに送り出し、
興味を持ってくれる人が現れるのを待つ。
・・・でも、ただ待つだけという事はしない。
来週からは「毎日」オープンマイク巡りを行う予定だ。
カリフォルニア中に存在するコメディ・バーを、オープンマイクを求めて巡り歩く。
そこでは一体どんな出会いが待ち受けているだろうか。
2005年04月27日 演劇・ミュージカル
Lucky Stiff 公演2日目
ミュージカル「Lucky Stiff」の2日目。
初日を終え1日空いたせいもあって、緊張の糸が途切れてしまったのだろうか。
今日は随分と粗いミュージカルになったようだ。
セリフを抜かしたり、歌うべき所で歌わなかったり・・・
俺は別に普通だったのだが、最後のシーンでセリフが少し「どもって」しまった。
明日の最終日はセリフをゆっくり喋るように心掛けよう。
2005年04月28日 演劇・ミュージカル
Lucky Stiff 公演最終日
ミュージカル「Lucky Stiff」の公演最終日。
今日の第1部、俺はボロボロだった。
セリフを言ってても、そこに気持ちが伴って無い。
身体は動く。
・・・でもそれはリハーサルでやった自分の動きを真似てるだけだ。
その瞬間の生の感情が無ければただの人形だ。
こりゃイカンと思って途中休憩の間に精神集中し、第2部は持ち直せた。
終了後、キャストの皆と打ち上げへ行った。
場所はウエストハリウッドにある「ジプシー・カフェ」というカフェ。
苦楽を共にして来た仲間と過ごす楽しい一時。
俺はこのミュージカルの為、色々な物を犠牲にした。
「大道具」担当だったので、アチコチのお店を回って様々な物を揃えた。 自費で!
費用を少しでも浮かす為に色々な物を自作した。
垂れ幕からパラシュートまで、可能な限り自分で作った。
チラシを印刷するのに$20寄付したし、全部で$100くらい使ってるんじゃなかろか・・・。
お金になる仕事を探さねば。
明日から学校は3週間の休みに入る。
現在労働許可が下りてる俺は、この3週間の間に次の事をしなければならない。
・エージェントを探す
・オーディションに応募する
・オープンマイクに可能な限り参加する
頑張ろう。俺の人生だ。
投稿者 ユウキ : 23:39 | コメント (2) | トラックバック
2005年04月29日 映画一般
次から次へ
学生映画の発表会へ行ってきた。
俺は2本に出演している。
1本は友人のイリットが監督したコメディの短編映画「Psychic(サイキック)」。
俺は占い師に騙される虚弱体質の青年を演じている。
2本目は、俺が従兄弟の結婚式の為に作ったビデオレターだ。
前もって準備し30分で撮ったのだが、あまりに評判が良いのでお披露目となった。
今度、エージェント用にデモテープを作ろうと思っているので、
新たにストーリーボード(絵コンテ)を描こうと思う。
もちろんコメディだ。テーマは「More is More」
10秒間
CBSが主宰する、アジア人タレント発掘オーディションへ行って来た。
俺はこのオーディションについて全く知らなかったのだが、
丁度友達が俺の家でデモテープの撮影をしていて、その時に教えてくれた。
急いでヘッドショットと履歴書を手に取ると、車に飛び乗って会場へ向かった。
聞く所によると、これは「アジア人タレントによるショーケース」の1次予選らしい。
各自持ち時間は1分。
俺は2分のコメディのモノローグ(一人劇)を大至急1分に編集し直し、
それをブツブツ反復し、頭に叩き込んだ。
会場内はアジア人で溢れ返っていた。
予選は今日だけじゃなく、ここ数日やっていたらしい。
サインインして待つ事15分、いよいよ俺の番がやって来た。
ドアが開くのと同時にヘッドショットを手渡す。
そして、照明がセットアップされた室内へと招き入れられた。
室内には眼鏡を掛けた男性が一人。随分疲れている様子だ。
彼は俺の名前を確認すると、リストに何か記入していた。
永遠のような沈黙の後、彼は録画を開始して言った。
「名前は?」
「ユウキ・マツザキです。」
彼はセットアップされたカメラで俺の全身を映し、即座に俺にキュー(合図)を送った。
オーディション
1分19秒 .wmvファイル 331kb
うがぁ!あと残り5行だったのに!
あと10秒あれば終われたのに・・・
でも第1オチまでは行けたから良しとしよう。
・・・余裕を持って50秒にしておけば良かったかな。
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