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2000年07月31日
6時起床
更正施設の朝は早い。6時に起床してすぐに確認のサインをさせられる。
俺は一晩しかいないので、ベッドのある部屋にいれてもらえなかった。
だからテレビ(大画面)のある部屋にマットを敷いてざこ寝した。
だいたい20~30人ぐらいが一緒の部屋に寝る。
中の奴はみんな気の合う奴等で、別に気がねすることなく生活できる。
ただし、もしも俺が甚平を着てなくて、「空手黒帯」とはったりをかましてなければまた事情が違っただろう。
夢を見なかった。俺の感覚は狂ったかな?あんまり自分が異常な環境にいると感じないぞ??
それにしても他人を救うことができるのは裕福な人だけなのか?
自分の生活で精一杯の人間にとっては、
他人を救う事よりも自分を救うことの方が先決なのかもしれない。
ここにいる彼等は別に誰の助けも望んじゃいない。
芝居なんて興味の対象外なのかもしれない・・・
投稿者 ユウキ : 2000年07月31日 06:30
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